| 黎明期 |
物心ついた時から、私の育った地域では「北斗の拳」「シティーハンター」「ルパン3世」「一休さん」のアニメをローテーション再放送していました。なので、自然と北斗の拳を見て育つという幼年時代を送りました。 北斗の拳の再放送が始まるたびに、学校で北斗ブームが起こり、誰もが一度は経験した「秘孔ごっこ」や、主題歌を歌っての登下校(2代目OPでは、ラストのケンシロウとラオウの対峙ポーズまでマネしてフィニッシュだった)の日々が続きました。 しかし!そんな順風満帆に見えた私の北斗ライフに暗雲たちこめる!クラスに人一倍眉毛の濃い少女がおり、第何次目かのブームの時にアホな男子から「ケンシロウ」というあだ名がつけられてしまったのです。それ以来、その子の前では北斗話をする事が自然と憚られるようになってしまいました。実際授業中に、私はその子と席が近いにもかかわらず、つい「ゆわっしゃー」と呟いてしまったのをしっかり聞かれてしまい、授業後「あんたさっき『ゆわっしゃー』って言ったやろ!」と詰め寄られた事がありました。そう、その少女は勝ち気な眉が物語るとおり、結構恐い子だったんです。そんなこんなで自然とブームは去っていったのでした…。
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| 開眼 |
中学校に入り「ケンシロウ少女」とクラスが別れ、そしてまたアニメ北斗の再放送が始まりました!今度は私を阻むものは何もない!そこでクラスの有志(5人ぐらいいたかな?)で「北斗の拳研究会(略して北研)」を発足しました。私は副会長に就任。まず北研で、皆が自分の好きなキャラを発表しあいました。会長はケンシロウとシン。私はトキ。他3名はそれぞれレイ、ジュウザ、ユダだったと記憶しています。そう、この時初めて私は、トキを特別なキャラだと認識したのです!! 北研では中学生レベルの下らん話題で盛り上がっていたように思います。例えば「ケンシロウは破れた服をどうやって修復しているのか?」「シンは変態って事でOK?」「レイとユダの関係ってどうなのさ」などの議題を出し、OPテーマをバックに語り合っていました。 北斗の拳の単行本を初めて目にしたのもこの頃でした。友人の1人にシンファンがおり(北研会長とは別人)、その子の誕生日プレゼントに単行本第1巻をプレゼントする事にしました。で、渡す前にとりあえず自分で読んでみました(ダメっすか?)。感想は、「ホントに『あたたた』言ってるよ!」でした…。 余談ですが、この頃の再放送でのフドウが死ぬ回、私はアニメを見て初めて涙を流しました。瀕死フドウが「ケンシロウさん…」と言った時のかすれ声といったら…もうっ…!
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| 宿命 |
高校生になり、またも北斗の拳の再放送が始まりました(ホントにローテーションしてるな〜)。今度は全話録画を試みる。で、アミバの回想シーン。アミバがトキに顔を叩かれて反撃しようとしたら反対にトキに指を突き立てられ、(ここで画面はトキの目のアップ)「死ぬぞ…」の一言。もうコレがカッコよくてカッコよくて!何度も何度もそこだけ巻き戻して堪能したものです。結局録画は北斗の拳2が始まったあたりで挫折しました。トキが死んだら興味が薄れてしまったもんですから…ι またこのころ「同人誌」なるものの存在を知り、「いっちょ北斗便せんでも作ってみるかー!」と若さにまかせて制作したりしてました。現在手元にそれのコピーが残ってます。見たい人はコチラ。 高校も3年になり、私は大学進学の為予備校に通い始めました。…どこにでもいるのが北斗ファンとガンダムファン。予備校で1人の北斗ファンと出会いました。その子が私に見せてくれたのが「北斗の拳Special」というどデカイ北斗雑誌。内容はキャラクターの身長・体重などのデータ、連載開始前の読みきり北斗の拳、Q&A集など非常に充実しており、まさに垂涎の一品でした。ひととおり目を通して私があからさまに羨ましがると、なんとその友人、くれました、その雑誌。うう、まさしく!まさしくお前は強敵だった…! で、その北斗Special。ジャンプ編集部が出してるだけあって、勿論内容は原作メインなんですね。読んでるうちに、ええ、欲しくなってきましたよ単行本!これはもう運命、いや、宿命…!早速古本屋に行くと、普通に180円ぐらいの物と、セール品で50円のものがまばらにありました。なのでとりあえず50円のものをあるだけ(といっても10冊ぐらい)購入。飛び飛びなのですが、再放送を何度も見ていたので十分把握できました。で、店のセール品が増えるのを待つ間に私は大学に進学し、故郷を後にしたのです。
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| 復活 |
大学生になって家を出るにあたり、北斗の拳Specialとビデオは全部置いてきて、しかも50円の古本屋と別れをつげてから、いつの間にか北斗とは疎遠になっていました。そんな私の北斗魂を呼び覚ましたものが通学途中の電車内広告。「タイピングソフト激打!発売中!!〜お前はもう、打てている〜」…う、うおおおお?!何?何ですと?!早速某大型電機店で激打購入!そしてプレイだ!ほわっちゃ! ジードはまあクリア。牙一族も何とかなった。だが次のデビルリバース。こいつはブラインドタッチのできない私にはまさに壁でした。出題文字を見て、それからキーボードを見て打ってるとアッサリ攻撃される…。で、私のとった攻略法は「激打をクリアする為に他のタイピングソフトでブラインドタッチを練習する」という本末転倒なものでした。…努力の末何とかブラインドタッチを修得し、いざリベンジ!もはやデビルリバースは私の敵ではありませんでした。が!次の壁はすぐやってきました。そう、ハート様&シン!回復ナシの連戦なので、ハート様を倒してもすぐシンにやられてしまう…!またシンが強いんだわ。打ちにくい文字ばかり出題するわ、攻撃のエフェクトが短いからうっかり2連続ミスしてしまうわ、美形なので緊張してしまうわ。それにもましてイライラするのがハート様の断末魔。長いっつーの!!…もう何十回挑戦したでしょうか。私の上達か、はたまたタダの運か、ようやくシンを倒す事ができました。さあ!ラスボス拳王様だ!…って、え?5回めぐらいでアッサリ勝てたんですけど…。そうか、そういう事か…。つまり事実上のラスボスはシンって事ね? と、まあ、そのソフトは北斗好きのツボをよく押さえた秀作で、のめり込んでプレイしているうちに頭はすっかり北斗モードになっていました。 そしてさらに追い討ちをかけるように発売されたのが「北斗の拳究極解説書・世紀末覇王列伝」です!これらを手にし、私の北斗魂は急速に過熱されていったのでした…。
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| そして開設へ… |
世紀末覇王列伝!この本は私にはものすごくツボでした。私の北斗の愛し方とこの本の方向性がぴったりハマっていたんです。何度笑い死にしそうになった事か…。 ただ、北斗を離れてもはや数年経っており、ストーリーの大筋は覚えていても、細かな部分については結構忘れ気味になっていました。なので「世紀末覇王列伝」を十分に楽しめていない自分にかなり不満だったんですね。 また、私の北斗知識は主にアニメからなので、カイオウ編以降については全く何も知らなかったんです。実際この本を読んでラオウに息子がいるという事を初めて知ったし、何度か出てくる「3バカ兄弟」というキーワードも気になって気になって…! で、一念発起。コミックスを集める事を決意しました。子供の頃は高かった漫画の単行本もハタチを超えた今となっては買う事もそう難しくはなく、全巻集めきるのにそう苦労はしませんでした。 そして、再びトキへの愛に火が着いたちょうどその時、心の友松藤に「いっしょにサイトを作ろう。内容は好き放題。」と持ちかけられ、「ここでトキページを作らずして何を作るのか?!」と、当ページ開設に至った訳なのでした。オシマイ。
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